Super Taikyu Rd3 Okayama

2011/8/27,28

第3戦の舞台は岡山国際サーキット。
今年も岡山のスペシャリスト木下選手が助っ人に加わりレースに挑む。
昨年はブレーキトラブルでリタイアに終わっているが今年はブレーキシステムが大幅にアップデート
されているので心配はない。


金曜日。
天気は晴れ。気温も高くマシンにもドライバーにも負担がかかる中、各ドライバーは順調に周回を重ね
予選、決勝へのセットアップを煮詰めていく。
   



土曜日。
予選。
まずはAドライバー小林の予選開始。
予選開始直前に雨が降り始め路面はウエット。
雨量はかなり多いなか小林は2番手タイムの1'57.813を記録。
Bドライバー木下の予選。
雨は止み、路面は乾きつつあり木下は路面が乾くのを待って後半にアタックする作戦に出た。
しかし、再び雨が降ってきてしまい急慮コースインしアタックするも路面はかなりウエットになってしまい
タイムは出ない。
惜しくもBドライバー予選は9位に沈む。
総合予選結果もクラス9位と最後尾からの決勝スタートになった。        
 

日曜日。
朝のフリー走行で小林は燃料を軽くし一発アタック。
1'45.9とトップタイムを記録し木下へ交代。
燃料を満タンにしての走行だがベストラップは47秒を記録する。


決勝レース。
スタートドライバーは木下が担当。
スタートから徐々に順位を上げ19周目には6位までポジションアップ。
20周目には5位、30周目には4位まで順位を上げる。
40周目で1回目のピット作業に入る。
無難にピット作業をこなしドライバーは小林へ交代。
順位は5番で前には2台のS2000が走行している。
小林も徐々に順位を上げ71周目には2番手までポジションアップ。
暫定ながら、80周目にはついにクラストップを走行。
まもなく2回目のピット作業を迎えるため準備をしていたときに
コース上でクラッシュが発生したためセーフティーカーが入る。
ここでチームの判断はすぐにピットへ入れることにしたが
あとあと考えるともう1周してから入ったほうが順位がかなり得をしたかもしれない。
2回目のピット作業も無難に終えコースインすると順位は5番手まで下がっていた。
やはりピットインのタイミングを誤ったのだとろうか。
しかし、60号車の目の前には4位のマシンと少し先に3位のマシンが見える。
セーフティーカーがピットへ入りレースが再開される。
さあ、ここから小幡のプッシュが始まった。
相手も流石の百戦錬磨、そう簡単には、差は詰まらない。
残念ながら懸命の追い上げにもかかわらずに
やがてチェッカーが振られ決勝は5位で完走。
       



今回はマシントラブルもなく順調に順位も上がっていただけに作戦ミスに悔やまれる。
セーフティーカーが入ったときの判断は難しいが
今回の件でピットのバックアップにも色々改善できることが見つかり
まだまだチームの総合力も上昇させなければならない事に気づかされた。