Super Taikyu Rd1 Fuji

2012/3/25

2012年シリーズ幕開けの舞台は富士スピードウェイ。
去年まではRCBとのジョイント参戦だったが今年からKRP単体として参戦。
ドライバーはAドライバー小林、Bドライバーに関が起用されCドライバーは
各ラウンドごと様々なドライバーがドライブする予定。
今回のCドライバーは山田。


土曜日。
昨日の雨で路面は少し濡れているがスリックタイヤで練習開始。
路面は序所に乾いてきてドライコンディションでの走行になる。
各ドライバー順調に走行し午前の練習走行終了。
午後の練習までに少しセットを変更する。
午後の練習で小林が予選を想定し燃料を少なめでアタックするがトラフィックにかかりクラス2番手。
練習終了後は明日の予選決勝にむけてマシンのメンテナンスが行われる。
日曜日。
予選。
Aドライバー小林の予選は1'56.674で3番手。
Bドライバー関は他車のスリップをうまく使い1'55.929と好タイムを記録。
合計での予選順位はクラス2番手となった。

      
 

日曜日。
決勝レース。
スタートドライバーは小林が担当。
午後1時、4時間の長い戦いが始まった。
スタートで少し遅れをとったが順位は変わらず。
3周目で18号車に抜かれ3位に後退。
4周目には18号車がトップ、2位に62号車、3位に58号車となる。
トップ3台が抜け出しすでに4位以下に約10秒以上の差を広げている。
トップ争いはこの3台が形成されると思われたが・・・。
5周目に小林からまさかの無線が。
突然マシンからバイブレーションが発生したようでまともに走行できない。
すぐにピットインし、原因究明し左のドライブシャフトを交換してピットアウト。
しかし、問題は解消されていなくまだバイブレーションがでると小林から無線が入る。
再度ピットインし原因究明すると右のドライブシャフトに異変が判明。
交換しピットアウト。
これで問題なく走行可能になったが順位は大幅にダウンし13位へ転落。
トップとの差は10周差もつけられてしまった。
その後、小林は1'58秒から59秒台とトップ集団と変わらないタイムで走行し
序所に順位を上げる。
No58は38周を終えたところででピットインし、タイヤ交換と給油を終えドライバーは関に交代。
総合トップのマシンが54周目で4クラス順位はトップからNo62,No38,No18,No333,No12となっている。
No58は10位まで順位を上げてきた。
56周目に関は1'57.646秒でファステストラップをたたき出し9位にポジションアップ。
その後もいいペースで走行し68周目に8位へ上がる。
74周目にルーティンにピットインをこなしドライバーは山田へ交代。
87周目の順位はトップからNo62,No38,No18,No333,No73,No116,No58と7位まで順位を上げてきた。
レースは残り1時間。
山田も58秒から59秒で安定したラップを刻み、ならにポジションアップを狙う。
サーキットは夕方に近づくにつれ西日が差し込み視界が悪くなったせいか黄旗無視のペナルティが続出。 ピットモニタにNo58も黄旗無視でピットストップペナルティ10秒の表示が。
山田はペナルティストップを消化しピットアウトするが順位は変わらず7位をキープ。
レースは残り約10分となったところでタイヤを温存して走行していた山田は1'57.404とファステストラップを更新。
午後5時、チェッカーフラッグが振られ4クラス7位でゴール。
     



マシンの速さは、見せているが耐久レースでは、トラブルが出ては勝負にならない。
定期交換部品は全て対策をしてきても何が起こるかわからないのが耐久レース。
次戦の茂木も4時間の長丁場で過酷な戦いとなるであろう。
腐らず我慢して頑張っていれば必ず結果は付いてくるはず。全力を尽くしたい。