第3戦の菅生から約3ヶ月と長いインターバルを経て開催された第4戦岡山。
決勝レース。 スタートドライバーは小林が担当。 スタートでの順位変動はなく5番手をキープ。 1周目のバックストレートでいきなり多重クラッシュが発生し4クラストップだった S2000も巻きもまれリタイヤとなってしまう。 No58は巻き込まれることなくクラッシュ現場を通過。 セーフティーカーが入りピットは作戦変更をするかあわただしくなる。 上位のS2000が数台ピットインをするがNo58はそのまま走行を続けることになった。 やがてセーフティーカーがピットに入りレース再開。 トップはNo18、No62、No58と3番手につける。 このセーフティーカー時にドライバー交代を済ませるとかなり時間が稼げるが、 ここで入るとワンスティントが超ロングになる。 今回は、真夏のレース。タイヤマネージメント、マシン、ドライバーの負担を 考えると、超ロングは厳しいと思われる。 ここでは、入らない作戦に賭けた。 再スタートが切られてからしばらくして他クラスのペースの上がらないマシンに 行く手を阻まれ小林はなかなか自分のペースで走れない。 やがて前が開かれNo62をパスし2番手へ上がる。 33周の時点で順位はNo18、No58、No62、No38、No95、No333となっている。 37周目になんと4クラストップのNo18にペナルティストップの指示が出されピットイン。 これでNo58はトップを走行。 40周目にNo58はルーティンのピットイン。 無難にタイヤ交換、給油を終えドライバーは関へ交代。 44周目の順位はNo38、No95、No333、No62、No58、No18となっている。 やはりセーフティーカー時に交代を済ませたチームが上位を占める。 関は48秒台のいいペースでラップしNo62の3秒差まで追い上げる。 59周目の順位はNo62、No58、No333と2番手を走行。 その後も順位に変動はなく70周目の順位はNo62、No58、No333、No38、No95、No18で 混戦状態が続く。 77周目にNo58は2回目のピットイン。 ドライバーは木下に代わり最後のスティントを勤める。 ピットアウトしてからの順位は4番手。 やはり真夏のレース、決勝も後半になると上位のマシンにトラブルが出始め ペースが落ちてきている。 そこを木下は、マシンをいたわりながら虎視眈々と上位を狙う。一台、一台とパスをしていく。 そしてなんと2番手に浮上。 3番手を走行しているNo18との差が徐々に詰まってきているが、 木下は、チーム全員の気持ちに応え全力で走行。 レースも終盤、残り僅か5分。 No18のドライバーは、「気がつけば浅野!」とまで言われている百戦錬磨の浅野選手。 岡山マイスター木下選手と名手浅野選手の手に汗握るバトルは、必見だ。 何度も接近し耐久レース後半とは思えない激しいバトルを繰り広げ レース後半、ピットガレージ内は大いに盛り上がる。 KRPチーム員全員で木下の頑張りに祈る!! そして、木下は、チーム員の期待に見事に応えて 58号車を、ポジションキープの2位でゴールまで導いた。 今回も予選ではS2000が上位を占めたが決勝はスタート直後のクラッシュなどがあり 4クラス表彰台はインテグラ勢が独占。 現時点でのランキングは4位。 トップのNo18とのポイント差は14点となり 上位のチャンピオン争いはここ終盤に来て更に激しくなってきた。 あと残りも僅か2戦!! KRPは、チーム一丸となって、全力で戦いますのでご声援、よろしくお願い致します。 |